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映画感想【美女と野獣(2017実写)】 吹替でなく字幕でエマ・ワトソンの歌を聴くべき

美女と野獣2017の写真

こんばんは。
映画「美女と野獣(2017年実写版)」を観ました。


ディズニーアニメ映画で有名な「美女と野獣」。
元々はフランスの文学作品で、過去には実写映画だけで過去に4回、他にもTVドラマやバレエ、ミュージカルなど様々な形で愛されている世界的名作です。

時代を追うごとに物語が変化し、ディズニーアニメ映画版もその派生のひとつとなります。
2017年に公開された本作は、そのディズニーアニメ映画版のリメイクで、多くの人に馴染みのある物語のハズです。

もちろん、アニメ版を観たことがない人も楽しむことができます。

予告/あらすじ/キャスト

予告編動画


ちなみにアニメ版↓。 懐かしいです。


あらすじ

魔女の呪いによって野獣の姿に変えられてしまった美しい王子。呪いを解く鍵は、魔法のバラの花びらが全て散る前に誰かを心から愛し、そして愛されること―。
だが野獣の姿になった彼を愛するものなどいるはずがなく、独り心を閉ざし本当の自分を見失っていく。
そんな絶望な日々に光を与えたのは、心に孤独を抱えながらも、自分の輝きを信じて生きる、聡明で美しい女性、ベル。
このふたりの出会いがお互いの運命を次第に変えていく。

キャスト

キャスティングで注目なのはなんと言ってもエマ・ワトソン
ハリー・ポッターシリーズが終了した後、出演陣で一番活躍しているのは彼女かも知れません。
ディズニー・プリンセスの中でも”強い女性”であるベルはエマにぴったりでした。

その他のキャストも、役にハマっているのはもちろん、ミュージカル経験者など「歌える俳優」が揃っていて、アニメ版がそのまま現実に出てきたようなクオリティです。

  • ベル:エマ・ワトソン
  • 野獣:ダン・スティーヴンス
  • ガストン:ルーク・エヴァンス
  • ル・フウ:ジョシュ・ギャッド
  • モーリス(ベルの父):ケヴィン・クライン
  • ルミエール(燭台):ユアン・マクレガー
  • コグスワース(時計):イアン・マッケラン
  • ポット夫人(ティーポット):エマ・トンプソン
  • チップ(ティーカップ):ネイサン・マック

感想

字幕でエマ・ワトソンの歌を聴くべき


字幕・吹替両方観ましたが、これだけのキャストが揃っていることですし字幕をおすすめします。

日本語吹き替えを担当された方もミュージカル出身で、もちろん歌は素晴らしいのですが、喋りの部分は少し違和感がありました。


やはり一番良かったのはエマ・ワトソンの歌。
ミュージカル俳優と並んでも遜色ない歌声でかなり驚きました。もちろん相当練習したのでしょうが、こんなに歌が上手かったとは。


上の動画では、本編冒頭のシーンで歌われる「朝の風景」を丸ごと観ることができます。聴いていて安心感がありますね。

動画後半にはガストンが登場。
ルーク・エヴァンス、かなりハマっていますよね。嫌な役ですが、歌うと正直カッコいいです。
脇役も悪役も魅力を感じられるのが良いところです。
美女と野獣 (オリジナル・サウンドトラック -デラックス・エディション- / 英語版)

野獣のビジュアルの違和感

美女と野獣の写真
本作の野獣のビジュアルが初めて公開されたとき、「コレジャナイ感」「木彫りの面みたい」などと言われて少し不評でした。
私も違和感を持ったひとりで、そのせいで映画館で本作を観ずに終わってしまいましたが、今かなり後悔しています。
これは映画館で観るべき映画だった……。

野獣のビジュアルにはすぐに慣れます。
また、”獣っぽさ”をあれくらいに抑えることで現実に居そうな感じが出て、さらに表情がわかりやすく、親しみやすくなっています。

違和感だけで観ないのはもったいないです。

アニメ版よりも深みを増した心理描写

本作を観てアニメ版より良いなと思った点のひとつは、物語を通してのキャラクターの心理や人間的成長がよりわかりやすくなっている点です。

アニメ版を観た人が本作を観て最初に気付くのは、王子が野獣になってしまう前の部分が追加されていることだと思います。
これはアニメ版には無いシーンで、これが最初に描かれていることによって、その時点での王子の人間性、そして物語の最後でそれがどう変化したのかがわかるようになっています。


そしてアニメ版と決定的に違うのが、ガストンの相棒、ル・フウのキャラクター。
アニメ版ではガストンに心酔する腰巾着、殴られ役のコメディ担当という立ち位置でしたが、本作ではそれに加え、物語を通してガストンへの疑いを持ち、最終的には……というおもしろい立ち位置のキャラクターになっています。

特典映像で監督も言っていましたが、そもそもアニメ並みの殴られ役を実写でやったら引かれますからね。


実写がアニメーションよりも勝っている点のひとつは、微妙な表情や挙動で心を表現できる(しやすい)ことです。
ベルや野獣を始め、多くのキャラクターの心の変化が描かれるのも見どころのひとつです。

あのダンスシーンで涙


本作大きな見どころとも言える、というか最大の見どころで間違いない「あの」ダンス。


ベルと野獣が「あの」衣装に身を包み、ゆっくりと階段を降りてくる。
ここでゾワッと鳥肌が立ちました。綺麗すぎる。

そしてポット夫人が優しく歌いだし、ふたりは手を取り合う。


ある人が「ロマンチックすぎて泣ける」と言っていて、それを聞いて自分の中でもこのシーンに対して少しハードルが上がっていたのですが、その程度は軽く無かったことにされるほど圧倒的な映像でした。
ロマンチックすぎて泣けます。

天井以外はすべてセットが作られていたり、ベルのドレスも製作に12000時間(=500日!?)を費やしたということからも、製作陣のこのシーンに対する熱量が伺えます。
このシーンのためだけに何度も観られるような、素敵なシーンです。

まとめ

まとめます。

  • 字幕がおすすめ。エマ・ワトソンの歌声を聴くべき。
  • 野獣の顔の違和感で観ないのはもったいない。
  • 各キャラクターの成長が見どころ。ル・フウに注目。
  • 「あの」ダンスシーンは期待を裏切らない。

こんな感じです。

ロマンチックなラブストーリーで、子どもから大人まで楽しめます。
見た目ではなく、心で愛するというメッセージの込められた素晴らしい映画。

大切な人とお家デートとかで観るのにもおすすめの映画です。


美女と野獣が好きな人におすすめの映画

シェイプ・オブ・ウォーター

美女と野獣と同じく異種間の愛を描いた映画。


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