批判しない映画感想ブログ【やさしいえいが】

映画【ラ・ラ・ランド】批判しない感想 夢のような映画、映画のような夢

ラ・ラ・ランドの写真

こんばんは。
映画「ラ・ラ・ランド」を観ました。

日本では2017年2月に公開されたミュージカル映画。
実は半々くらいで賛否が別れている本作なのですが、私は完全に賛です。
BD買いました。


ちなみにタイトルの「La La Land」は、
  • 現実離れしたおとぎの世界
  • 現実から遊離した精神状態
  • ロサンゼルス(Los Angeles)
のような意味があり、本作はロサンゼルスを舞台にした夢のような物語ということで意味がかかったタイトルなんですね。

予告


予告から伝わるのは、ただただ鮮やかな色彩。
本編も、この色彩で、目だけでもため息が出るほどの美しさになっています。
ただ、新しい映画でありながら、どこかレトロさを感じる。映画全体の夢のような雰囲気が掴めるかと思います。

ジャズ・ピアニストとして成功し、自分の店を持ちたいセブ(ライアン・ゴズリング)。
女優になる夢を叶えるため、オーディションを受け続けるミア(エマ・ストーン)。
ふたりはLa La Landで惹かれ合い、恋をして、夢を見ます。

そして、
「ジャズを諦める」
「本当にいいの?」
という本作の核心と言ってもいいくらいのセリフ。

もちろん、華やかなだけの映画ではないのです。

感想

Another day of sun

映画が始まって最初に流れる曲、「Another day of sun」
「ラ・ラ・ランド」はこの曲に集約されています。
もちろん初見では気付かない、というか長回しのパフォーマンスに圧倒されて終わると思いますが。

実際に高速道路を2日間封鎖して撮影したというこのシーン、本当に圧倒的です。
映画自体の評価は分かれていますが、この曲このシーンが嫌いな人いないんじゃないでしょうか。


「Another day of sun」、「新しい1日」みたいな訳で良いと思います。
まさに本編全体のメッセージを表現しています。

夢と希望に向かって進み、困難や挫折があり、そして夢が叶っても、叶わなくても「Another day of sun」が来る。
この曲は冒頭にありながら、ラストシーンに寄り添うように現実の厳しさと希望を歌うのです。
実際に、エンドロールでも「Another day of sun」が流れます。

人生の分かれ道となる選択は、誰しもが経験したことがあると思います。
ふたりも最後には「ラ・ラ・ランド」の中で選択し、そしてAnother dayを生きていくのです。

実際のところ、賛否両論になる理由もラストシーンだけの問題だと思います。
だって切なすぎるじゃん……。

City Of Stars

また曲のタイトルです。
ミュージカル映画ですからね。
曲にフォーカスするのも良いでしょう。

「Another day of sun」が映画全体を歌った歌なら、
「City Of Stars」はセブとミアの夢のような恋、「La La Land」を歌った歌。


詩的で泣けます。
そのうえ、これが歌われるシーンが全部綺麗なんですよ。
上の動画にも出ていますが、私がずっと「夢のような」って書いてるのはこの綺麗な、ロマンチックすぎる映像からというのも大きいです。

特にセブの家、緑のカーテンを背にふたりで歌うシーン。
私がいちばん好きなシーンです。
作中でも中盤から後半へ差し掛かる重要な部分で、2回目に観た方が泣けます。

ロマンチックすぎるし幸せすぎますよね。
ふたりの幸せはラストシーンだったのかもしれませんが、観ている側からはここが一番幸せなふたりを観られるシーンですね。
これを書くために上の動画見ましたが、今でも鳥肌立ちました。

まとめ

ミュージカル映画って「観ると元気が出る」ものが多いと思います。
もちろんこの映画もある種そうなのですが、歌って踊って人生幸せ!みたいな感じではないですね。

初めて映画館でこの映画観たとき、続けて別の映画を観ようと思っていたのですが、雰囲気に引きずられ過ぎてそのまま帰った記憶があります。
一生に一度は観るべき映画。特に若いうち!
観た後で恋人と語らったり、ひとりで浸るような時間を用意できるときに観るのをオススメします。

おまけ

アカデミー作品賞の誤発表

その年の第89回アカデミー賞で、「ラ・ラ・ランド」は史上最多タイの11部門でノミネートされていました。
これかなり凄いことですよね。総合的なレベルの高さが伺えます。

そのうちのひとつ、作品賞の発表で、作品を間違える珍事が起こっていました。

封筒を開けたプレゼンターは「ラ・ラ・ランド!」と声を上げます。
それを受けて「ラ・ラ・ランド」のスタッフが壇上に上がり、順にスピーチを始めます。
ところがその途中、オスカーのスタッフが寄ってきて封筒を確認。作品賞は「ムーンライト」だと訂正したのです。
主演女優賞の入った封筒を間違えて読み上げてしまったとのこと。
当時は大きな話題になりました。

以下がその様子。少し混乱していますが、「ムーンライト」のスタッフは嬉しそうですね。


そして見てほしいのがこちら。
ジェームズ・コーデンによるパロディです。
こうやって有名人がおもしろおかしくオチを付けるのも、アメリカらしいかもしれません。
それにしてもおもしろい。

ゴールデングローブ賞授賞式のオープニング映像

これはゴールデングローブ賞授賞式のオープニングとして作られた映像。
出演陣が豪華すぎます。
一見の価値アリ。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です