批判しない映画感想ブログ【やさしいえいが】

映画【オデッセイ】感想 絶望的状況からジャガイモ育ててポジティブ思考

映画「オデッセイ」のアイキャッチ写真

こんばんは。
映画「オデッセイ」を観ました。

日本では2016年2月に公開、2018年8月3日には金曜ロードSHOW!で地上波初放送。

実は2018年の夏には地球と火星の大接近があり、7月31日に最接近となっていました。
それに ちなんだ放送だったようですね。
こういう放送の仕方は好きです。

私は公開時に字幕、金曜ロードSHOW!では吹替で観ました。
芸能人声優とかもいなそうだったので、どっちで観ても大丈夫だと思います。
字幕・吹替は完全に趣味ですからね。

ただ、金曜~版は流石にカットされたシーンもあったので、レンタルや配信がおすすめ。


ちなみに2016年は映画大豊作の年だったのですが、その中でも上位に入ってくるほどの傑作ですよ「オデッセイ」は。
2016年日本公開の映画(の一部)
  • 君の名は。
  • シン・ゴジラ
  • ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅
  • デッドプール
  • ズートピア
  • ファインディング・ドリー
  • この世界の片隅に
  • ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー
  • シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ

ざっくりあらすじ


  • マット・デイモン、死んだと勘違いされて火星に置き去り
  • 植物学者のマット・デイモン、火星で自給自足サバイバル
  • NASAもそれに気づき、救出に動く
状況だけ見ても、冒頭からかなり絶望的な導入となっている本作。
予告でも、かなりシリアスな雰囲気が伝わってきます。

ただ、作品全体としての雰囲気は非常に明るいです。
絶望的な状況から、科学と地球の協力を信じて強かに生き抜く主人公は、見ていると勇気をもらえるのです。

感想

火星と地球、それぞれの展開

本作は主に、火星・地球の2つの場面で展開されます。

火星のシーンでは当然ワトニーひとりしかいないので、ワトニーのひとり語りで進んでいくのですが、自分自身を鼓舞するかのようなセリフが観ている側に刺さるんですよ。
序盤に自分の置かれた状況を整理したときの「ここで死ねるか」というセリフ、ぐっと来ます。
諦めずにひとつ、またひとつと問題に取り組んでいくワトニーに、序盤からかなり感情移入させられました。

地球側のシーンでは、(ワトニーを火星へ送った)NASAや、その関係機関の職員による救出計画や、政治的な問題も絡んだ展開となります。

火星でワトニーが生きていると気付いた後も、はいそうですかと救援物資を打ち上げることはできないようです。
そもそも、チャットのような文字の通信ですら片道約30分ほどの時間がかかるんですね。
それでも、火星にいるたったひとりを助けようと、知識と知恵を結集させていく様子は胸が熱くなりますね。

作中でも、ワトニーの「僕には地球で一番頭がいい人たちのバックアップがある」というセリフがあります。
「地球で一番頭がいい人たちのバックアップ」、頼もしすぎて絶対に生き残れる気分になりました。
しかも序盤でワトニーにかなり感情移入しているので、映画を観ているだけなのに嬉しい気持ちになったのを覚えています。

火星でのサバイバル

本作「オデッセイ」は、予告段階から火星で家庭菜園を作ってジャガイモを育てる、という要素が紹介されていました。
ベース内に火星の土と、クルー達の置き土産である肥料を敷き、食料の一部だったジャガイモを植え、ジェットエンジンの燃料を化学反応させて水を撒き……

火星で生き延びられるかを分ける重要な要素であると同時に、火星で植物を育てるそれ自体が非常に魅力的な要素に感じました。

サバイバル要素って最近(?)流行ってますよね。
テレビでも無人島を開拓してみたり、自給自足を体感するゲームが多かったり……。
ゼロから”生活”を作るって、見てるとワクワクしますよね。
限られた資材の組み合わせで新しいものを作る要素は、映画の本筋とは違いますがのめり込みで観てしまいました。

作中ではどんどんと日数が経過していくので表現されていませんが、その間の作業量を考えるとゾッとします。
公開当時「ひとりDASH村」なんて言われていましたが、まさにその通りです。
しかもそれを宇宙服で作業する。

ワトニーとして観てもマット・デイモンとして観ても、別の意味で大変そうです。

アメリカと中国

映画「オデッセイ」のシナリオにはNASAだけでなく、中国の国家航天局(CNSA)も大きく関わってきます。しかもポジティブに。
私も最近知ったのですが、最近のアメリカ映画に出てくる中国が結構良い役割をすることが多いみたいです。

実際の国際情勢的には微妙なところだと思いますが、映画内の表現としては単純に「アメリカと中国ですら」協力してアメリカ人宇宙飛行士を助けようという演出になっていてアツい展開です。
とにかくめちゃくちゃ重要な役割ではあるのですが、とはいえそんなに出番はなく、出しゃばらない感じでそこも良いかも。

まとめ

この映画、かなり私好みでした。
明るい映画もSF映画も好きなので、両方の要素があるオデッセイは過去観た映画の中でも上位に入ってきますね。

最近の宇宙系映画は映像が半端じゃないです。パッセンジャーとかゼロ・グラビティとか。
オデッセイも、火星の「果てのない大地」っていう感じがひしひしと伝わってきて説得力がありました。
ヨルダンのワディ・ラムで撮影が行われたらしいです。
映像を観てるだけでも、綺麗すぎて没入感がありますよ。

ちょっと疲れたときとか、反対に思い切った冒険モノを観たいときにもおすすめの映画でした。

おまけ

映像特典が公開されていました

最初の2つは本編の前日譚的な内容なので、これから映画を観る方も大丈夫です。
3つ目・4つ目は時系列的に本編の中盤ぐらいだと思いますが、直接的なネタバレはありません。





オデッセイVR

本作のストーリーを追体験できる(?)VRゲームが出ているようです。
さっき知りました。笑
参考 映画『オデッセイ』のVRコンテンツがPSVRとHTC Viveで配信へ<br /> MoguraVR


リドリー・スコット監督がプロデュースし、ロバート・ストロンバーグが監督を行う本作は、「宇宙飛行士マーク・ワトニーとなり、生存をかけたインタラクティブな冒険を体験する」と表現されています。無重力の火星の空気感や全地形探査機への取り組むなど、原作の雰囲気を味わうことができるとのこと。
(記事内より)

映画「オデッセイ」のDVD、ジャガイモの横で売られる

参考 映画「オデッセイ」のDVD、ジャガイモの横で売られる<br /> GIZMODO シュール過ぎる。
こういうセンスはなかなか真似できないですよね、面白いな……。

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