批判しない映画感想ブログ【やさしいえいが】

泣けるディズニー/PIXAR映画【リメンバー・ミー】感想 歌で繋ぐ先祖の思い出

リメンバー・ミーの写真

こんばんは。
映画「リメンバー・ミー」を観ました。

ディズニー/PIXAR製作。
ここの映画は一概に子ども向けというわけでもなく、大人が観ても楽しめるものも多いですね。

公開当時そんなに広告とかも力が入ってない印象だったのですが、めちゃめちゃおもしろかったです。
ネタバレひかえめであらすじ・キャスト・感想を書いていきます。

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予告/あらすじ/キャスト

予告編動画


あらすじ

ミュージシャンを夢見るギターの天才少年ミゲル。だが、彼の一族は代々、音楽を禁じられていた。ある日、ミゲルは先祖たちが暮らす“死者の国”に迷い込んでしまった。日の出までに元の世界に戻らないと、ミゲルの体は消えてしまう!そんな彼に手を差し伸べたのは、陽気だけど孤独なガイコツ、ヘクター。やがて二人がたどり着く、ミゲルの一族の驚くべき“秘密”とは?すべての謎を解く鍵は、伝説の歌手が遺した名曲“リメンバー・ミー”に隠されていた…。

キャスト

ディズニー作品の吹替は、本業の声優さんでなく俳優さんやタレントさんが務めることが多いですが、PIXARの映画に選ばれる方は声の出演でも結構上手な人が多く、そこまで違和感がないことに定評があります。

また「リメンバー・ミー」は、歌がストーリーのカギになるので歌も上手な方が多いです。
特に主人公・ミゲルの声を演じた石橋陽彩(いしばしひいろ)くんはテレビ東京の「THEカラオケ★バトル」などで有名になった13歳(公開当時)。

本編でミゲルが初めて歌うシーンまではかなり焦らされますが、本当に上手いです。待った甲斐あり。


もちろん普通の喋り声も上手です。器用だな。
以下はその他の日本語版のキャストです。

  • ミゲル - 石橋陽彩
  • ヘクター - 藤木直人
  • デラクルス - 橋本さとし
  • イメルダ - 松雪泰子

この他にも、横山だいすけ(だいすけお兄さん)さん、渡辺直美さん、シシド・カフカさんなどもゲスト声優として出演しています。

感想

死者の国がとにかく綺麗

死者の日の写真

主人公・ミゲルが迷い込む「死者の国」は、メキシコのお祭り「死者の日」がモチーフになっています。

ちなみに「死者の日」とは…
メキシコで毎年11月1日~2日にかけて行われるお祭りで、1日は子ども、2日は大人の魂が帰ってくると言われているそうです。
日本のお盆とかなり近いですが、死者の日は明るく楽しく祝う風習とのこと。
本編でも登場するマリーゴールドを飾ったり、ガイコツ風メイクをするのも特徴的。この辺りは本編にも反映されていますね。

本編はほぼ死者の国で展開されますが、滞在する時間は夕方から明け方までだけなので、死者の国の夜景で幻想的な雰囲気のまま夢見心地で映画を楽しむことができます。
こんな感じなら、死後の世界も悪くないなと思います。

特に、ミゲルがマリーゴールドの橋で死者の国に初めて渡るシーンは目を奪われます。
できるだけ綺麗な画質で観てほしいですね……。映画館で観たときは、ストーリーよりも先にここで涙が出ました。

もちろんすべてCGなわけですが、2018年のPIXARのクオリティは半端じゃないですね。
PIXARへの信頼感が高まりました。


歌がどれも最高です。
上の動画は、ミゲルが初めて歌うシーン。
先程も書きましたが、石橋陽彩くんの伸びのある声には本当に驚かされます。

そして途中からは藤木直人さん演じるヘクターも参加。デュエットも綺麗ですよね。
歌のシーンはどこも引き込まれてしまいます。

「死んでる割に上手いね!」「生きてる割にお前もやるな!」みたいな、ふたりのやりとりもこの映画の好きなポイントです。清々しい関係で気持ちいいですよね。

ちなみに一番好きな歌は本編最後の「音楽はいつまでも」。
これはぜひ本編を観て聴いてください。ハッピーエンディングを盛り上げてくれます。

もしくは、サントラから。↓

家族愛

愛の写真

音楽好きなミゲルは、音楽禁止という一族のルールに反発して家を飛び出し、死者の国に迷い込みました。
そこで(音楽禁止ルールを作ったイメルダ含め)今は亡き先祖たちと出会い、ミゲルの音楽を愛する純粋な気持ちで先祖たちの気持ちも変わっていきます。

「リメンバー・ミー」のテーマは家族愛なわけですが、直接的に愛を語るでもなく、「生きている人に忘れられると死者の国で二度目の死を迎える」ルールで二回りほど遠回しに表現しています。
死者の国の住人からは生きている人に触れることもできませんが、ミゲルと音楽を通して家族の思い出を繋ぎ、語り継ぐことで家族愛としています。暖かい家族だなあ。

一方で音楽禁止のルールを守っていた家族も、見方を変えれば先祖の言いつけを守る、「家族のことを覚えている」と言えます。
ミゲルにとっては不自由なこのルールも、すべて家族の愛の上でのことなんですよね。

「リメンバー・ミー」は邦題で、原題だと「Coco」になってます。

ココはひいおばあちゃんの名前ですね。
最後にはヘクターとココの関係がわかるわけで、名前をタイトルにするか、ココを思って作った曲名をタイトルにするかという違いになっています。
どちらも良いタイトルですね。

最後にはココも死者の国の住人になってしまいましたが、ミゲルが祭壇で弟(妹?)に語りかけるシーンで本当に救われます。
ココやヘクターたちが死者の国での死を迎えるのは、ずっと先になるでしょう。

まとめ

まとめます。

  • 死者の国、特に初めて入るシーンが綺麗。ぜひ良いモニターで。
  • 声優も歌も素晴らしい。本編最後の歌が好きです。
  • 歌で思い出を繋ぐストーリーで泣ける。暖かい家族愛がテーマ。

繰り返しになりますがフルCGがとにかく綺麗。
良いモニターで観るのがおすすめな映画です。
家族の暖かいドラマとして、とても良いシナリオです。

リメンバー・ミーが好きな人におすすめの映画

おまけ

「死者の国」をVR体験できたらしい


火星置き去り映画「オデッセイ」にもVRコンテンツがありましたが、「リメンバー・ミー」にもありました。

が、残念なことに、現在はプレイできないようです。
死者の国のゴンドラから街を一望できるのは体験してみたかったですね…。

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